染めた手
words&music TAISHI FUKUNAGA

腐敗した星が空流れてく真下
笑ってた罪の名も知らぬあの日々の行方
枯れた花が埋め尽くす僕達の声と温度
歪んだ夢をかき消して凍えた手繋いで

廃線路 捨てられた猫 言葉奪った真夜中の雨
痛みさえ感じなかった 感情崩して

帚星の夜最果てを探す 揺蕩う藍色
湖に落ちる永遠の刹那 薙いだのは染めた手

水たまり壊す音寒空に響く
賛美歌時を止め浮かんではやがて溶ける

もう二度と戻れはしない小さな指を絡めて急ぐ
あの夏が死んだ匂いと罪の口づけ交わして

息を止めて 夜に落ちる

それでも旋律は続く 瞬きもできず離れてく声
足音はきっと逆さまの世界へ 薙いだのは

夕暮れ 街角 二つの長い影 僕達がいた
残響 酷い雨 あの色を忘れない どこまでも今

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