FREEZE ME
 
 words&music TAISHI FUKUNAGA
 


銀色張った湖で透き通る熱に包まれて 二人は許せなかった 夜明け前
青白く光った冬の匂い マフラー、陽射し、白痴美 ほら朝日があの木々を焦がす

気狂い猫の影 いつか描いてた絵本 転がった先には何も存在しなかった
感情は崩して倫理観は流れて 零れ落ちた涙が美しかったから

僕ら透明な約束だけ信じた 永遠に叶わないなんてわかっていたんだ
指先を絡めたままで沈んでく 死にそうなくらい淡く揺れる蒼い季節で

いつだって臆病で それなのに求めて 少しだけ欠けてる 重ねた柔い舌
嫌悪したあのメロディー それでもまだ震えてる
抱きしめたもの一つだけ離さずに いつまでも叫んでたんだ

透明な約束だけ信じた 永遠に叶わないなんてわかっていたんだ
指先を絡めたままで沈んでく 死にそうなくらい淡く揺れる蒼い季節

僕らただ一つだけ願ってた 目をそらさずに

透明な約束だけ信じた 永遠に叶わないなんてわかっていたんだ
指先を絡めたままで沈んでく 死にそうなほど淡く揺れる蒼い季節で

そして僕らはこのまま沈んでく 美しい残滓だけが残ればいい

透明な約束だけ信じた
 

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